術後ケア

術後ケアガイド

低侵襲手術後の回復タイムライン、テープ交換の手順、そしてすぐに戻るべきサイン。

医学監修:劉達儒医師(皮膚科専門医)| 最終審査:2026-03-15

回復タイムライン

手術当日から瘢痕が薄くなるまで、各段階ですること

  1. 手術当日〜3日目

    腫れ・痛み・少量のにじみ出血は正常な反応

    • 軽い出血・腫れ・痛みは正常な反応で、多くの方は14日以内に落ち着きます。
    • 15分冷やして30分休む、を1日数回。ガーゼの上から当て、創部に直接押し付けないでください。
    • 処方薬は指示どおりに。痛みが消えても自己判断で中止しないでください。
    • 防水テープは剥がさないでください。濡れていなければそのまま貼り続けます。
  2. 4日目〜1週間

    温罨法に切り替え、口に入れるものに注意

    • 4日目からは冷却をやめて温罨法に。内出血が散りやすくなります。
    • アスピリン・抗凝固薬・漢方薬・サプリメントは、医師の指示がない限りこの1週間はお休みください。
    • 喫煙・飲酒・カフェイン・辛いもの・魚介類は控えてください。創部の赤みが長引きます。
  3. 2週目

    創部を静かに治す時期

    • タンパク質とビタミンCをしっかり摂ってください。創部の修復には材料が要ります。
    • 激しい運動はまだ控えてください。汗と引っ張りは縫合に負担になります。
    • 肘・膝など関節上の創部は動きを小さく。縫合が引っ張られないようにします。
  4. 顔7日目/体14日目

    抜糸の来院

    • 顔の創部は約7日目、体の創部は約14日目に抜糸します。
    • 当院で手術を受けた方の抜糸通院は療程に含まれ、執刀医が直接行います。
    • 予定日を術後14日以上過ぎると癒合に影響することがあり、再評価が必要です。
    • 抜糸は当院で手術を受けた方のみ対応しています。他院で受けた手術の抜糸は、手術を受けた医療機関にご相談ください。
  5. 抜糸後3〜6か月

    瘢痕ケアはここから

    • 抜糸直後から開始:瘢痕ジェルかシリコンテープのどちらかを3〜6か月続けます。
    • 瘢痕は最初の数か月は赤く硬くなり、その後ゆっくり薄くなります。正常な経過です。
    • 紫外線対策を。日焼けした瘢痕は最も薄くなりにくいものです。

テープ交換の4ステップ

  1. 1生理食塩水で創部を洗浄
  2. 2軟膏を薄く塗る
  3. 3ガーゼを当てる
  4. 4防水テープで覆う
  • 防水テープが濡れず剥がれていなければ、抜糸の来院まで貼ったままで結構です。毎日交換する必要はありません。
  • 濡れたり剥がれたりしたら、その日のうちに上の4ステップで交換してください。
  • 創部が治るまで水に触れさせないでください。入浴時は避けるか、ラップで覆ってから。

待たずにすぐ連絡してほしいサイン

  • 痛みが日ごとに良くなるどころか強くなっている
  • 創部周囲の赤みや腫れが広がっている
  • 膿や異臭がある
  • 出血が増え、押さえても止まらない
  • 発熱

どれか一つでも当てはまれば、すぐにクリニックへ連絡し、創部の写真を医師に送ってください。次回の来院まで待つことではありません。

経過診察

抜糸・経過診察・オンライン創部確認は療程に含まれています

適用範囲と除外条項は術後保障条項ページに記載。各カードから該当条項へ移動できます。

術式別に読む

どの施術を受けましたか?ケアの細部は異なります

上のタイムラインは縫合を伴う全手術の共通原則です。ワキガ・摘出修正・美容施術後にはそれぞれ固有の注意点があります。

術後保障条項

各サービスページの「療程に含まれる」項目の適用範囲・内容・除外条項・判定基準は、条項ページの記載が基準です。