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患者さまの背景

55歳の男性患者さまが、5年以上前に右肩のしこりに気づきました。最近、腫瘤が著しく増大し、外見や日常の衣服選びに影響を及ぼすようになりました。複数の医療機関を受診しましたが、「10cm以上の切開を伴う大きな手術が必要」と告げられていました。

患者さまのお悩み

• 肩の腫瘤が年々大きくなっていた

• ワイシャツを着ると、しこりが目立って見えた

• 手術後の大きな傷跡が心配

術前評価

詳細な問診と触診の後、超音波検査を実施しました:

超音波画像では、境界が明瞭な均一な低エコー腫瘤が認められ、典型的な脂肪腫の特徴と一致しました。

側面写真では腫瘤の突出度が明瞭にわかります。腫瘍が肩の輪郭に大きく影響を与えていました。

手術計画

劉氏クリニック独自の「20%未満低侵襲技術」に基づき、本症例は約1.5cmの切開で完了可能と評価しました。推定創部対腫瘍比は11%です。

なぜ低侵襲手術を選ぶのか?

14cmの脂肪腫に対する従来の手術では通常:

• 同等の長さの切開:14cm以上の傷口

• 広範な剥離:出血と組織損傷の増加

• 長い回復期間:より多くの安静と治癒時間が必要

当院の低侵襲技術では:

• 超小切開:わずか1.5cmのみ

• 精密な剥離:周囲組織へのダメージを最小化

• 早い回復:翌日から通常の活動が可能

手術の経過

手術は局所麻酔下で行われ、約45分で完了しました。

手術ステップ

マーキングと位置確認:超音波ガイド下で腫瘍の位置と範囲を確認

切開デザイン:皮膚のしわに沿って1.5cmの切開をデザイン

皮下剥離:専用器具を用いた精密な剥離

腫瘍摘出:14cmの脂肪腫を完全に摘出

閉創:瘢痕を最小化する美容縫合

> 手術中、患者さまは終始意識があり、顕著な痛みはありませんでした。手術直後に自力で歩いてクリニックを出ることができました。

切開比率の分析

国際基準との比較

• MOTIF技術:切開比率 約33%

• MIE技術:切開比率 約25〜50%

• 劉氏低侵襲:切開比率 20%未満

本症例では切開比率わずか11%を達成し、すべての国際的な低侵襲基準を大幅に下回りました!

手術結果

上の写真は術後の傷口です。わずか約1.5cmの小さな切開にご注目ください。腫瘍は完全に摘出され、なめらかな輪郭が回復しています。

術後の回復

術後1日目

• 創部の軽度腫脹、顕著な疼痛なし

• 通常の活動を再開、入院不要

• 経口鎮痛剤で十分対応可能

術後7日目

• 腫脹が引き、痂皮の形成が始まる

• 再診でガーゼ交換、創部の治癒は良好

術後14日目

• 抜糸完了、創部は完全に治癒

• 瘢痕は最小限でほとんど目立たない

• すべての日常活動が再開可能

病理報告

摘出組織を病理検査に提出し、良性脂肪腫であることが確認されました。悪性細胞は認められず、腫瘍はクリーンマージンで完全に摘出されていました。

医師のまとめ

本症例は、当院の精密な低侵襲技術の利点を十分に示しています。巨大脂肪腫に対して、従来の手術では同じ長さの切開が必要となることが多く、美容面への影響だけでなく回復期間も長くなります。

20年以上にわたり数万件の手術実績を通じて、当院では以下が可能です:

精密な評価:詳細な術前計画により手術の安全性を確保

低侵襲の実施:最小限の切開で最大限の効果を実現

完全な摘出:腫瘍の残存を防ぎ、再発率を低減

美容的な回復:目立たない小さな傷口で、治癒後はほぼ見えない

同様のお悩みをお持ちの方は、個別の治療計画のためにご相談ください。

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